- 車種:
- ローバー MGF
- 材料:
- Kライト(色=クリアー)
- 説明:
- オープンカーの場合、もっともトラブルになりやすいのは、オープンカーリアウインドー(特に、プラスチック製のもの)だと思います。
これが痛みやすく、又、スリ傷にも弱いため、やがて、経年劣化や付着した金属粉の酸化等もあって白く(または、黄色く)濁ったようになってきて、後方視界の妨げにもなってきます。
今回のケースもこれに該当します。[下記「オープンカー・リアウィンドー張替え前の状態」、参照]
又、寒い時季には幌の開閉時にビニールウインドーが割れてしまったというトラブルもよく耳にします。
このような場合の解決策として、プラスチック製のオープンカーリアウインドーだけを張り替えることができます。
当社が、オープンカーリアウインドー用に使用している「Kライト」というプラスチックシートは、この分野では最も耐久性・信頼性に優れる材料の1つです。
工法としては、これを元の幌と同じになるように縫い付けて、縫い目には、防水処置を施します。
- 注意事項:
- 幌全体の傷み・縮み等、経年劣化の進み具合によっては、作業不可となる場合があります。
この点については、「素人目から見ても幌全体の傷み・縮みが目立つ」「幌布が堅く変質してしまっている」等の症状が出ている場合、これに該当するおそれがあります。
こういうケースでは、長い目でみた場合、幌全体を張替える方をお勧めします。