オープンカー・リアウィンドー張替え

A-1.オープンカー・リアウィンドー張替え後:後方からの写真
A-1.オープンカー・リアウィンドー張替え後:後方からの写真
車種:
ローバー MGF
材料:
Kライト(色=クリアー)
説明:
オープンカーの場合、もっともトラブルになりやすいのは、オープンカーリアウインドー(特に、プラスチック製のもの)だと思います。
これが痛みやすく、又、スリ傷にも弱いため、やがて、経年劣化や付着した金属粉の酸化等もあって白く(または、黄色く)濁ったようになってきて、後方視界の妨げにもなってきます。
今回のケースもこれに該当します。[下記「オープンカー・リアウィンドー張替え前の状態」、参照]
又、寒い時季には幌の開閉時にビニールウインドーが割れてしまったというトラブルもよく耳にします。
このような場合の解決策として、プラスチック製のオープンカーリアウインドーだけを張り替えることができます。
当社が、オープンカーリアウインドー用に使用している「Kライト」というプラスチックシートは、この分野では最も耐久性・信頼性に優れる材料の1つです。
工法としては、これを元の幌と同じになるように縫い付けて、縫い目には、防水処置を施します。
注意事項:
幌全体の傷み・縮み等、経年劣化の進み具合によっては、作業不可となる場合があります。
この点については、「素人目から見ても幌全体の傷み・縮みが目立つ」「幌布が堅く変質してしまっている」等の症状が出ている場合、これに該当するおそれがあります。
こういうケースでは、長い目でみた場合、幌全体を張替える方をお勧めします。

オープンカー・リアウィンドー張替え前の状態

B-1.オープンカー・リアウィンドー張替え前:後方からの写真
B-1.オープンカー・リアウィンドー張替え前:後方からの写真
プラスチックシート製のオープンカー・リアウィンドーは劣化してくると、濁ったようになり、見えにくくなったりする場合があります。
又、寒い時季に起こりやすいのですが、幌の開閉時に割れたりする事もあります。